【体験談】高熱出たら右腕が麻痺した ー入院生活⑥(終)ー

入院生活

前回を見ていない方はこちらから。
【体験談】高熱出たら右腕が麻痺した ー入院生活⑤ー


退院までもうすこし

あっという間の2日間の外出を終えて、夜に病棟に戻ってきた。

次の日に担当医が来たため、外出で食器を洗うことがしんどかったことを伝えた。

リハビリでも食器洗いがしんどかったことを伝えたものの、そういったリハビリはないとのこと。

それよりも、外泊して洗い物をしていたことに驚かれてしまった…笑

退院までの2週間は今までのルーティンをしていただけなので、ここからはちょっと番外編。

【番外編】リハビリ病棟での1日

リハビリでしていたこと

私が受けたリハビリは

・言語聴覚療法
・理学療法
・作業療法

の3つであった。

私はこれ以外に、自主練習も加えていた。

基本的に、夜にリハビリの紙が配られ、訂正があれば翌日の朝に手書きで訂正される。

3つのリハビリは、時間と順番はほぼバラバラであったが、次が詰まっていることもあり、病室に戻らずリハビリ室で待つことも多かった。

 

ある日のリハビリ表

これはある日のリハビリ表。
リハビリの横に担当医師の名前が書いてあり、その横はどこでするのかが書かれていた。

基本的には多くのリハビリ患者が集まるリハビリ室でしていたが、たまに病棟内にある訓練室みたいなところですることもあった。

 

リハビリでしていたことは、ここに書くととても長くなってしまうので、別に書くことにする。

興味のある人は、こちらからどうぞ。

(記事が書け次第更新します。。。)

【ある日の1日】

これは、ある日の一日を表にしたもの。

7:30 朝食
8:50 言語聴覚療法
11:10 理学療法
12:00 昼食
13:00 作業療法
14:30 歩行
15:40 文字練習
16:10 自由時間
17:30 夕食
18:30 シャワー
19:00 面会
19:30 自由時間
22:00 就寝

こんな感じで、自主練習ばかりではなく、自分の時間も取りながらしていたため、特にストレスが溜まるようなことはなく、毎日充実した入院生活をしていた。

妻との面会

週に2回から3回、隔日で面会していた。脳出血前に発熱で入院していたM病院では面会すらさせてもらえなかったため、本当にありがたかった。会えるだけでも、ストレスの軽減になっていた。

妻は事前に必要なものを伝えておくと持ってきてくれたり、洗濯物の持ち帰りやお金の工面をしてくれたりと、私の入院生活を陰で支えてくれていた。

仕事帰りにわざわざ病院によって来てくれるため、帰宅はいつも20:30を過ぎていた。

自分の時間をとることも難しく、あとで聞いたら「本当に大変だったんよー!」といっていた。

今の私があるのは、ひとえに妻のおかげだと感じている。

ありがとう。

ということで、番外編終了!

いざ、退院!

原則、日中に退院なのだが・・・

退院は、原則日中にしなければならないといわれたが、妻の仕事の関係で夜じゃないと難しいことを伝えると、OKしてもらえた。

理由として「ハルンさんはいい人だから、今回は特別に許可します。」と看護師長さんがいっていた。
そんな理由でいいのか・・・?

リハビリの先生には何回も「あ、そうか、夜に退院だったね」といっていたため、本当に特別に許可してくれたんだ、と感じた。

退院は夜のため、リハビリと自主練習の合間をぬって準備をした。

そして2020年11月27日、入院から約2か月で退院することができたのだ!

退院した時の解放感は、外泊とはまた違う感じであった。

長かったような、短かったような、私の語彙力では言い表せれないような感動だった。

同時に「もう入院はしたくないな」とも感じた。

その理由は、お か ね である。

入院費ってお高いのね

これを見てもらいたい

約 28 万円!!

2か月分のもろもろ(ICU、最初のころの部屋代、点滴、リハビリetc.)合わせてこの金額であった。しかも、高額医療の対象であったため、減額されての金額である。

入院ってのは、めったなことではするもんじゃないなと、そう思ったのであった。

ちなみに、正式な金額もこれに近いものであった。

解決すべき課題が1つ

退院したことはとても喜ばしいことであったが、1つ解決しなければならないことがあった。

それは、「車の運転」である。

入院中に担当医から「脳出血をした患者さんには、医師の許可がおりないと乗れないことになっているんです。」といわれた。

担当医の話によると、

・もし事故を起こした場合に保険がおりない可能性がある。
・また、一定の確率で「てんかん発作」が発症することがある。
・脳出血専門の自動車教習所で講習を受けて、合格する必要がある。

とのことであった。

ということで、入院編は以上!

次回は「運転免許の許可取得に向けて」で記事を書いていきますので、お楽しみに!

以上、ハルンでした!

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